海人ブログ

もずくの話し4。もずくフコイダンの消化吸収について

2021年3月7日

もずくへの思い

昆布、ワカメに比べ5~10倍多く含まれているフコイダンの含有量は、収穫までの日数や成熟度に比例しますが、効率的にフコイダンを消化吸収できる定番料理があります。その一つが、もずく酢です。酢は、古い時代から抗菌作用や疲労回復に良いと重宝されてきました。特にモズクとの組み合わせは最高と言われています。平成10年頃に島根大学のフコイダン研究で胃がんの原因の一つであるピロリ菌を抑える作用として、もずく酢が効果的である事が発表されました。酸性の酢の働き(化学的作用)によりフコイダンの分子が細かく分断される事で、胃や腸で消化吸収され易くなるると証明されました。今回、フコイダンの吸収率を高める調理を二つ紹介します。一つはお粥の中にミキサーでミックスしたトロトロのもずくと梅干しを入れ、弱火で10分程煮込んで食べて下さい。二つめは、もずくジュースです。作り方は、とても

簡単です。洗いもずく100gに市販の100%のオレンジ果汁200gと水100gをミキサーに入れて約30秒間、ミックスして出来上がりです。お好みでレモン果汁やシークヮーサー果汁、三温糖(黒糖)を加えると吸収率を良くし美味しくなります。料理に新鮮な活きモズクを使うとフコイダンのぬめりが多く出てきます。胃腸の調子の良くない方や便秘気味の方は是非一度お試し下さい。

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