海の祭り「糸満ハーレー」
2009年5月22日
5月27日の糸満ハーレーを告げるハーレー鉦(かね)が5月21日午前5時過ぎに糸満の拝所サンテンモーで打ち鳴らされました。
旧暦文化の象徴である糸満海人の海の祭り「糸満ハーレー」は、旧暦5月4日(ユッカヌヒー)、新暦では5月27日(水)にあたります。その日は、午前10時の御願(ウガン)バーレーからスタートします。
青年、高校生、中学生、職域ハーレーと続き、アヒル取り等のアトラクション、転覆競争、門中ハーレーの後に、アガイスーブ三村(西村・中村・新島)の勝負を決める競争で海の祭りは終了します。
平日ですが、毎年3万余りの人が観戦に来ています。観光で那覇などに来ている人は、是非、糸満まで足を伸ばして見に来てください。
また、糸満市立図書館ロビーでは、「糸満ハーレーの歴史」をパネル展示しています。
● 主な内容は、1745年に書かれた琉球の歴史「球陽」にあるハーレーの文章。
● 沖縄全島で行われるハーレーマップ(33ヶ所)
● ハーレーとハーリーの名称について
● ハーレー舟と三村(西村・中村・新島)について
等、糸満ハーレーについて詳しく紹介されています。
展示期間は、5月27日まで(月曜日は休み)です。