海人ブログ

豊かな海を考える

2011年8月12日

糸満市のお話

8月10日に糸満漁協組合で村井吉敬氏(早稲田大学アジア研究所客員教授)の講演会に参加しました。テーマは「豊かな海」。
氏は、30年余り東南アジアの島々を訪れそこに住む人や海との関わりと歴史について話してくれました。
話の中で特に興味を引いたのは、陸路のシルクロードと同じ様に海の道がアフリカから中東、インド、東南アジア、沖縄、中国、日本、韓国、北朝鮮と続いていた事です。貝やナマコ等の海産物を通じて、文化の交流が遥か昔からあり、今に続いている。
海人は、糸満漁師の代名詞だが、そのルーツは何十万の島々からなる東南アジアの海の民かも知れない。
講演会後の座談会で吉井氏は「豊かな海」とは、自然を大事にし必要以上に乱獲せず共存していく事で生まれてくる。共感しました。

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天然漁場の恵み 糸満もずくとは