陸からの栄養ともずく
2009年5月26日
旧暦5月2日、晴れ、干潮1:45、大潮。
昨日、5回目の海岸清掃ともずく狩り(海遊び)は、小雨とくもり空の中、12名のボランティアが参加しました。不法投棄のゴミは少しずつ減ってますが、ビニール袋、空き缶、ペットボトル等、家庭ゴミが多かったです。
清掃後、肌寒い中、もずく狩りと海遊びも楽しみました。1時間半程、もずく漁場の中で泳いだり、もずく狩りや貝を採ったりしました。
今年は、もずく栽培漁場だけでなく周辺の海域まで天然もずくが多く自生し、多方の方がもずく狩りや海遊びを楽しんでいます。
今年の様な天候は珍しい(数十年ぶり?)かもしれません。陸からの汚染が少なく土の栄養分が適度に河川を通じて海へ流れ、その栄養分で海の生き物が元気に生育していると思います。また、海の環境は、私たち一人一人が(ゴミや生活排水、有害物質等海へ流さないよう)気をつければ、海に住む生物も以前のように多くなり、豊かな自然体系が回復することと思います。
自然豊かな海、山、川からの恵み(食産物、自然からのエネルギー)をいただき、人間も健康で心豊かになるのではないでしょうか。そして、豊かな環境を子供たちへ、未来へ残してあげたいと思います。人間も自然の一部であるということ、地球という生態系、サイクルの中で生きているということを忘れずにできるだけ人や環境に優しい自然を生かした生活をしたいと考えています。